矜羯羅がる花に亡霊
ラジオを聴いていると、パワープレイナンバーっていうのがかかると思うんですけど、いいなって思えた曲は何回でも聴きたくなるのでありがたいんですけど、嫌いなタイプの曲が推されている場合、本当耳が地獄ですよね。
ジャパハリネットの曲とサンライズっていう曲名の奴は個人的に地獄パワープレイナンバーです。
そんな中、ここ最近で好きな曲が2つありまして。
yonawo - 矜羯羅がる【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
この2曲は本当何回流れても聴き入ってしまいます。いい曲。
どちらもほぼほぼ初めて聴くバンドなんですけどこれを機会に色々と聴いてみようかなと思ってます。
こんばんは。
昨日もちょっと書いた想田和弘監督の『精神0』を観ました。
インターネット上の映画館「仮設の映画館」で。(選んだ劇場は僕が愛する宮崎キネマ舘です)
前作にあたる「精神」も鑑賞していたので、出演していた患者さんたちが今回も出ていて、再会出来た喜びにまず嬉しくなりました。
前半はその患者さんたちと引退を決意した山本先生とのやり取りがメインで、後半は山本先生と奥さんとのその後の人生についてを描くというような構成になってました。
個人的には前半で描かれた「先生が引退してしまったら僕たちはどうすればいいの?」という患者さんたちの不安の中での山本先生とのやり取りに、ギュッと胸を締め付けられましたね。
僕自身も学生の頃から精神的にきつい状態があって、病院に通っていた時期がありました。同じ先生に診てもらっていたのであのやり取りっていうのはすごく身近に観れまして。
もう10年くらい行ってないんですが、実はここ最近また鬱々とした状態になることがあったりしていたので、久しぶりに診てもらおうかと考えていたっていうのもあって、、自分自身にも置き換えながら観ていたなぁと。
不安を吐露する人がいる一方で、これからは先生の人生を歩んでくださいと応援する方もいて。
あそこのやり取りもすごくグッと来ましたね。
後半の奥様とのやり取りもかけがえのないものを見せてもらっっているなぁと。しみじみと観ておりました。
こんな世の中で、物理的には「人に寄り添うこと」が出来にくい今だからこそ、「人に寄り添うこと」についてシンプルに、かつ深く考えさせられる作品だなぁと、思いましたね。
そして自分も人に寄り添える人間になりたいなと強く思った次第でございます。
にしても映画って本当にいいもんだ。
クソみたいな自分が少しでもまともな人間になれる考え方や知識、生活していく活力を与えてもらえるから。
明日からまた仕事だけど頑張っていきますよぉ。
わっしょい〜。